OSのインストールが無事終わり「ラズビアン」が起動したらまずはいくつか最初に行ってしまった方が良い設定をしましょう。

本来ならマウスでここを選んで〜…と行きたいところなんですが、今回はらズビアンの設定やプログラミングを勉強する上でも頻繁に使うことになる「ターミナル」について説明したいと思います。

ターミナルって何?

普通の人はターミナルと聞くと空港を思い浮かべるのじゃないでしょうか?

もちろん違います。

まずはデスクトップ上で画面左上にあるディスプレイのアイコンをクリックしてください。

ターミナル起動

すると画面中央に黒い画面が現れましたよね?

ターミナル2

そうそれがターミナルです。

ターミナルを使ってみる

といってもまだターミナルが何をするものかわかりませんよね?

ターミナルとは一言で言うと「コマンドと呼ばれる命令文を用いてPCの操作や設定をおこなうためのツール」です。

はい、余計わからないですよね。

習うより慣れろです。

ターミナルにキーボードで次のように画面に「date」と入力してエンターを押してみましょう。

pi@raspberrypi: / $ date

するとターミナルの画面上に日時が表示されたと思います。

今は日本ではなくイギリス(協定世界時)が表示されていますが、設定を変更すれば日本時間を表示することもできます。

dateの表示

このようにターミナルにdateという命令を送ると、PCが現在の時刻を教えてくれるということがわかったと思います。

このdateの様にPCに命令を送るものを「コマンド」と呼びます。

例えばコマンドにどのような物があるのか少し見てみましょう。

  • pwd … 今自分がいるディレクトリ(フォルダ)の場所を教えてもらう
  • ls … 今自分がいるディレクトリにどんなファイルがあるか一覧を教えてもらう
  • cd … 指定したディレクトリに移動してもらう
  • rm … 指定したファイルを削除してもらう
  • mkdir … 指定したディレクトリを作ってもらう
  • mv … 指定したファイルを別の指定した場所に移動してもらう
  • cp … 指定したファイルを別の指定した場所にコピーしてもらう

これはほんの一部ですが、これらを組み合わせることでPCに対して様々な操作を行うことが出来るというわけです。

GUIとCUI

ここまでの作業を見て「マウス使った方が早いし楽じゃん!」と思う人も多いでしょう。

全くもってその通りです。

例えばファイルをコピーするcpコマンドというものがあります。

cpコマンドを使わなくてもマウスで一度ファイルをクリックして「Ctrl + C  (コピー), Ctrl + P (ペースト)」すれば同じようにファイルをコピーすることが出来ます。

いわゆるコピペですね。

確かにみなさん普段はこのようにファイルをコピペしていると思いますが、この作業の裏で実はcpコマンドが活躍しているのです。

みなさんが直感的にわかりやすい方法で作業をすると裏でcpコマンドがせっせとファイルをコピーしてくれるのです。

つまり実態は一緒ってことですね。

このようにみなさんが普段使っているマウスやキーボードで直感的でわかりやすい操作ができるものをGUI(グラフィカルユーザーインタフェース)

ターミナルのように文字を打つことで色々な操作をする方法をCUI(キャラクターユーザーインタフェース)と呼びます。

GUIとCUIは例えるとスマホガラケーのようなものです。

同じメールやインターネットを使うにせよスマホの方が圧倒的に操作性は良いですよね?

でも最初からスマホが世の中にあったのではなく、ケータイの世界もポケベル ➝ ガラケー ➝ スマホといった風にどんどん改良が加えられて今があるのです。

このようにPCの世界もCUI➝GUIと進化を遂げて今の便利な状態になったのです。

なぜターミナルを使うのか?

ではなぜこんな面倒なものをわざわざ使うのか?

それはターミナルがプログラミングにを扱う上で非常に相性が良いからです。

例えばGUIは「コピーする」などと言った簡単な操作は誰にでも簡単に出来ますが、「どこどこのフォルダの中にある全部のファイルから.txtのファイルだけを全て取り出して別のディレクトリに全て移動する」といった様な複雑な作業をするのは非常に大変です。(頑張ればもちろんできますが)

例えば次の様な作業を考えてみましょう。

ディレクトリの中に1,000個ファイルがあります。この中空「.html」で終わっているファイルのみ全部削除してください。

どうでしょう?全てのファイルが.htmlで終わっていれば大したことはないでしょうが、様々なファイルが混じっていたら一個ずつ選んで消すのは途方もない作業ですよね?

これをターミナルでコマンドを使って行うと次のようになります。

$ ls | egrep "\.html$" | xargs -n 1 rm

これだけです。何をしてるか分からないとは思いますがメチャクチャ短いですよね?

CUIは直感的な作業は出来ないものの、この様に複雑な作業を自動化してこなす(≒ プログラミング)のには非常に向いてるわけです

なのでプログラムを書く人はターミナルを使うわけですね。

また使い慣れてくると一部の作業はマウスに手を伸ばさなくてもキーボードを操作するだけで行えるので、非常にスピーディーに色々な作業をこなせる様にもなるのです。

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